人生に疲れたら一度は和に触れてみよう
こんにちは、むすびです。
多分昼間に投稿するのははじめてですね。
これまではテスト勉強、WEBライティングなどが忙しかったためできなかったのですが、少し余裕ができたので。
体調も戻りつつあります。
現代社会のスピード
さて、今回はタイトルにもある通り人生と和についてのお話をしたいと思います。
うつ病に代表される心の病の患者は年々増えており、10年以上前の2008年時点で既に100万人を超えています。
なぜここまで増えてしまったんでしょう?
私が思うに、現代社会は物事のスピードが速すぎるからだと思うんです。
「合理的に、効率よく、無駄なく…」私達の理想ですよね。
スピードが速いのは悪い事ではないのですが、今の状況は人間が対応できる限度をはるかに超えてしまっています。
あらゆる情報が飛び交うSNSもこれに当てはまりますね。
私は一時期インスタグラムを使っていましたが、友人の投稿、ストーリーが次々と知らされるのでとても疲れていた記憶があります。
リラックスやストレスを解消する制度を国が整えたとしても、人々がスピードを求めている以上全く効果がありません。
世間に不安があるのも、ピリピリして寛容な社会でなくなるのもこれが原因ではないでしょうか?
和の文化が持つ魅力
そんな状況を打破するヒントは「和」だと思います。
日本の文化の多くはスピードを求めず、あくまでも調和、自然に溶け込む事がメインです。
代表的なのが「能楽」。
能楽師の動き、話すスピードはとてもゆっくりで慣れない人からすればつまらない、すぐに飽きてしまう芸能でしょう。
しかし一つ一つの動きがゆっくりであるからこそ普段とは違う時間の流れ、異なる世界やそこに込められた感情を覗くことができるのではと思います。
この感想が正解かは分かりませんが(;^ω^)
また、邦楽は「間」をとても大切にすると聞いた事があります。
確かにエレキギターなどのように、激しく音を鳴らす楽器は思い浮かびませんよね。
どちらかというと静かな、控えめな音ですかね。
演奏も合間にシンと静かになる瞬間がありますが、邦楽においてはそれがかえって良いとされます。
現代の音楽に慣れた私達には「間」の理解が難しい、というのは常に音の刺激にさらされている状況に慣れてしまっているからなのかもしれませんね。
しかし刺激も度が過ぎると脳を疲労させてしまう原因となり、イライラや気分の落ち込みをひどくしてしまいます。
和はそんな私達の心の薬になり得る存在なのです。
まとめ
ここまでご紹介しましたがいかがでしたか?
和の文化は昔に比べて人々にとって馴染みが薄くなっています。
これまで調和をテーマとしてきた文化が廃れ、効率を求め続ける社会に発展した結果が今の日本ではないでしょうか?
しかし前にもご紹介した通り、スピードも必要なときがあるので必ずしも悪というわけではありません。
調和を大切にする、これが私も理想です。
では、今日はこの辺でm(__)m